ママ、がんばらない!

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13週の流産 その後① 火葬まで

こんにちは、ぱとです。

 

気が向いた時しか書かないので

あ、なんかあったな。

と思われる方もいらっしゃるでしょう。笑

備忘録や気持ちの整理に使っているので

そうなっちゃうのです。

 

去年8月、

13週をすぎた赤ちゃんを流産しました。

 

あれから色々な気持ちの変化があったので、

忘れないように

同じ立場の方や

そのご家族の参考になるように

書いておこうと思います。

 

退院から3日、フルで職場復帰しました。

塾の先生なので、夏期講習中だったのです。

これ以上受験生に迷惑かけられない

という思いが、

私を強制的に立ち直らせました。

 

でも

全然文章が頭に入ってこない。

 

気がつくと考えてしまう。

 

家に帰り、笑顔の仮面を外した時

急に涙が出る。

 

いつか落ち着くはず

 

そう言い聞かせて、

今は感情に任せよう

無理に感情を抑えなくていいや

と思っていました。

 

 

週末の火葬。

義両親の申し出は断り、

夫婦だけでいきました。

 

泣くかもしれない。

それを見られたくない。

 

それに総出で見送ると、

ものすごく悲しい出来事であることが

強調される気がして

立ち直るのに時間がかかる気がしました。

 

もちろんこれはいろんな考え方があるので

ご本人の意思を尊重していただければ

と思う限りです。

 

 

誰もいない火葬場。

まるで気を遣ってもらっているかのよう。

 

係の方は

手のひらほどの箱を

大人の棺と同じように

丁寧に丁寧に扱い

深く頭を下げて見送ってくれました。

 

やっぱりヒトだったのよね

 

お腹にいる時も

産んだ後もピンときていなかったけれど

人として扱われる様をみて

一人の人間が死んだ

という悲しさがこみあげます。

 

お骨を集めるとき、

デザートを食べるスプーンを渡されました。

もちろんお箸で拾えるようなものは

ないのです。

 

プリン食べるやつ…

 

と思って

不謹慎な気持ちになりました…

 

お骨が出てきた時、

 

どれが?

え、どれ?

 

というくらい姿形がありません。

 

よーくみると

小指の爪を切ったようなものが…

あとは粉。

 

係の方に、

このあたりですね

と言われながらスプーンで拾う。

 

あとで夫と話したのですが

「あれレンガの破片ちゃう?」

と思いながら拾っていました。

 

とにかく可能性のあるものを拾いましたが

それでも

ティースプーン一杯すら

ないのです。

 

骨壷の床一面すら

うまらない。

 

ちいさいな

 

 

包んでもらって

車で帰ります。

 

お骨はお墓に入れず

しばらく手元に置くことにしました。

 

どこのお墓に入るの?

と悩んだからです。

 

夫の家のお墓は

私にとって縁のない土地にあります。

他の選択肢を考えても一番遠いです。

 

実家のお墓に入れるのは

たぶんおかしいですよね。

それに親戚に言わなきゃいけない。

 

市の共同墓地は

この市に愛着がない。

 

それで

一区切りつくまでは手元に置こうと。

 

一区切りってなに?

という気もしますが…

 

 

私は、

火葬が済んだら前を向く

と決めていました。

 

スパッと忘れよう

などとは思っていませんが

 

また命を授かる。

 

これ以上に

心が癒やされることはないだろう

と思っていました。

 

だから

忘れずに

次のことを考えていこう

そう決めました。