ママ、がんばらない!

子育てを楽しく!手抜きじゃなくて効率的と言って。

流産のはなし④ 入院初日

今回は流産処置の入院の話です。

読みたくない方はUターンお願いします。

 

 

 

 

 

 

心拍停止に気づいたのが13週0日

 

12週までは

麻酔をかけて、子をかきだす処置が多いです。

 

13週になると

陣痛を起こして

死んだ子を産むことになります。

 

死産なので

火葬や埋葬も必要です。

 

もっと早く気づいてあげたら…

 

という思いがここでもあります。

 

 

産声も聞こえないのに

また陣痛を味わうのか……

 

もう少し早ければ麻酔だったのに

激痛に耐えないといけない……

 

得るものがないのに痛い

 

ということが

すごく怖かったのです。

 

 

 

そして入院当日。

 

子宮口を広げる処置をしました。

 

これが

死ぬほど痛い。

 

事前に調べてたら

恐怖で寝られなかった自信があります。

 

ラミナリアという

水で膨らむ棒を

つっこまれるのですが

 

たとえば陣痛のときは

アドレナリンとか出まくりで

テンションおかしいですし

少々お股が痛くても

それどころではありません。

 

でもいまはシラフです。

シラフでお股に棒です。

 

他では感じたことがないタイプの痛みでした。

 

処置中泣きました。

 

過呼吸になりかけました。

 

なんでこんな思いをしなきゃいけないの

何回も思いました。

 

よく他の方のブログに

 

赤ちゃんが苦しい思いした分

私も痛みを受ける

耐える

 

という内容がありました。

 

私は正直

赤ちゃんが小さすぎて

我が子のために

というような思いが持てませんでした。

うまくイメージできなかったのです。

 

だから痛みを受けるのを

母親として耐える

という思いにもなれず

おかしいのかな?

と心配になってまた泣いて

 

もし

亡くなった赤ちゃんに

どんな気持ちになればいいか

分からない

とお悩みの方がいらっしゃったら

 

私もそうでした

ご自身を責めないでください。

 

 

私は

子供のためにたくさん泣いて

生まれてこない

ということに泣いて

 

子供をこんなに心待ちにできる

母親になれた

 

ということを

少し嬉しく思いました。

 

第一子の時は

妊娠発覚で

仕事ができなくなることに絶望して

母親失格だ

と思いました。

 

でも今回のことで

子どもに産まれてほしいと思えて

そう思えたのは第一子の成長が

楽しかったからだ

と気づけて

 

悲しいことがたくさんの中でも

少し嬉しいことでした。

 

 

 

子宮口を広げるので1日目が終わりました。

 

幸い痛みは弱目の生理痛程度でした。

 

帝王切開経験者なので

子宮が裂けたりしないように

ゆっくりいきましょう

とのことでした。

 

怖いこと言うやん

 

とは思いましたが

 

もう一度妊娠して

元気な子どもに会う

 

それ以外の方法で

この傷が癒えるとはまだ思えず

 

自分の体をいたわろう

 

もう妊娠できない

ってなったら

もっと辛い

 

と心から思いました。